Web Story-episode01

ノイークの森にいつもの朝が来た。クックちゃんと
ハウスおじさんは朝一番にパンを焼いたあと、ひと休み。

「わたし、大きくなったら
世界中のパンを食べ歩きしたいな。
おじさんもむかし、旅をしていたんでしょ」

ハウスおじさんは、
テーブルにあった『想い出パン』をパクリ。
ぽつりぽつりと昔話をはじめた。

 

今よりずっと若い頃、“ワー”という国を訪れたそう。
そこで出会ったのが、
ホッペタが落ちるくらい甘い「まじゅ」というお菓子。
その国でしばらく、
お菓子づくりの修行をしていたんだって。
「天のお月様はまじゅが大好物。
満月の日に捧げると、ペロリと食べたもんさ」

 

 

「それ、本当かな?」クックちゃんはクスクスと笑いました。

「世の中は不思議なことだらけさ。
だから、いつも退屈しないよ」
おじさんのパンはいつも甘いなと思っていたけれど、
その秘密がちょっと分かったかも。

楽しいお話で笑顔にしてくれる。
クックちゃんは、そんなハウスおじさんが大好きです。

 

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